ペイトリオッツトレインに乗ったらメチャクチャ大変だった話【車編・体験談】

 

あ、どうも俺夫です。

ペイトリオッツトレインに乗った際のトラブルを体験談にしました。

 

こちらの続きになります。

ペイトリオッツ本拠地ジレットスタジアムの行き方【電車編・アクセス】

 

・2017年10月時の体験談です。

・長文です。流し読みを推奨

 

アメリカの電車はよく止まる

難なくペイトリオッツトレインに乗車しホッと一息。

電車は順調に進み、時折車掌さんが見回りしながら英語でジョークを飛ばしていきます。

下手に笑ったりすると英語で絡まれるのでやめておきましょう。

 

発車から40分ほどした頃でしょうか。

電車が急に止まりました。スタジアムまではまだ半分。

Dedham Corporation Centerという駅周辺です。

 

ややあってアナウンス。どうやらエンジントラブルでしばらく動けないとの事。

それからしばらくして止まっていた冷房と照明が復活。

今か今かと待っていた乗客達がエンジン復活に歓声をあげます。しかしその瞬間またもやエンジンダウン。

それから10分後またアナウンス。

エンジンの修理が必要で、修理班が着くまでしばらく待てとのこと。

 

この時点で約半数の人が電車を降りました。

状況を教えてくれていた隣の兄やんも降りちゃった。

どうやら車を捕まえようとしているみたい。

試合開始までおよそ2時間。やべーよやべーよ。

 

困った時は頼れそうな人を頼る

他に頼れそうな人もいなかったので、右斜め前に座っていたNorth Faceを着たアジア系の男性に話しかけてみました(日本語で)。

俺夫「日本人ですか?」

アジア系「はい、そうです。」

この方どうやら俺夫の存在には気づいていたらしく、笑顔で答えてくれました。

 

Sさんと言うらしく、普段はJALの国際線パイロットをしている凄い人。

話を聞くと、降りた乗客達は”Uber”というタクシーアプリを使って車を探しているらしい。

今更それを使った所で見つからないので、他の方法を考えましょうという事に。

という事でとりあえず電車を降りた。

電車を降りてからというもの、Sさんどんどん道を進んでいきます。

5分も経ってない頃でしょうか。

宿のような建物を見つけ、「ここで聞きましょう」と言って突入していきました。

すかさず中にいた男性に英語で交渉。ー即決。

 

あ、あれ?こんなにアッサリ決まっていいの?

どうやら同じく電車に乗っていたパンサーズファンの黒人兄やん2人が先に話をつけていたらしく、我々も同乗させてくれる事に。やったぜ。

 

車は進むよどこまでも

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あれよあれよと車は進み、ジレットスタジアムが見える所までやってきました。

よーし、ついにジレット到着。

Let’s go Pats!!なんて勝手に盛り上がっていたら

#@☆$*○×%!!!!!!!!!

え、今なんつった?

 

まるで地響きのような声で叫び、馬に乗って向かってくるポリスメン。

車に戻れ!と言っているらしく、すぐに全員再び乗車。そのまま再発進しようとすると、車を止めろ!とまた叫び出しました。

何やら車の通りがある所で止まってはいけないらしく、二度と同じ事はしないようにと、乗っている一人一人に警告してきます。

「Yeah.」「Yes, sir」「Yes.」「い、イエス・・・」

 

はぁー怖かった。ひとまず警官から見えないところで止まれば大丈夫だよね、なんて考えてたら大甘でした。

止まれそうなところ全然ねぇ・・・。

気がついたらめちゃくちゃ遠くまで来てました。

 

この時予定していたショップ巡りもスタジアム巡りも出来ない事を悟ります。

ファッキンポリスメン、ファッキンくそトレイン。

 

お待ちかね料金徴収タイム

ようやく見つけたスーパーマーケットの駐車場で降ろしてもらい、料金徴収タイム。

パンサーズ兄やん「35 dollars total.」

お前に払うのかよ!しかも結構安いなおい!

しかし、この時既にクレカ社会に漬かっていた私は現金を殆ど所持しておらず、Sさんが払ってくれる事に。

 

太っ腹なSさんチップ込みで$40渡します。

そしたらパンサーズ兄やん、$30でいいよと$10キャッシュバック。

お前めっちゃいい奴やんけ。

パンサーズ嫌いだったけど、お前のおかげで好きになりそうだよほんと。

 

持つべきは友だなーなんて思いながら、ジレットスタジアムに向かいます。

しかしSさんトイレを我慢していたらしく、先に一人でジレットへ向かう事に。

 

いよいよジレットへ

道中皆んなパッツのユニフォーム着てるわ、アメリカ国旗掲げた車やバイク走らせてるわで異様な光景です。

そんな中をひ弱なアジア人が一人。ユニフォーム着てるので見た目は溶け込んでますが、内心完全にビビってます。

 

10分くらい歩いてジレット併設の駐車場に着くや否や、テールズゲートパーティの残り香が鼻をつきます。

せっかくなら本場のパーティ見物したかったんだけど、試合まで既に30分切ってるのよね。

だからだーれもやってない。見物できても後始末くらい。まじファッキンくそトレイン。

 

アメフトは手荷物にうるさい

歩く事約20分、なんやかんやでジレットが見えてきました。

 

何やら道のど真ん中に見慣れぬ看板が。そう、手荷物制限のやつです。

英語で一杯書いてるけど、要するに手荷物は最低限にしてバッグは基本持ってくんなと・・・。

おいおい、持ってきたショルダーバッグ完全にサイズオーバーじゃねーか。フェンウェイパークではほぼ素通りだったのに・・・。

 

怖そうな警備員が看板横に立っていたのでとりあえず聞いてみます。

「このバッグどうすればいいの?」

「車に置いてくるか捨てろ。」

「・・・。」

 

すげー真顔でとんでもないこと言われました。

さっきの警官といい当たり強くない?

 

荷物は捨てるor隠す

いや、さすがに捨てられないでしょ。

という事で近くにスーパーマーケットがあったのでどこか隠せる場所がないかと散策。

発見。

いや、これはさすがにワイルドすぎる。

どこか他の場所はないかなーと散策。

発見。

カゴ台車置き場の陰に置いたら案外目立たない。

実際試合後にまた来たら無事でした。

責任は取れませんがオススメはしておきます。

 

なんとか手荷物検査へ

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という事でバッグの中に入っていた貴重品を全てポケットにしまい、手荷物検査場へ突入。

 

なげーっす。

もう時間ねーっす。

 

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試合開始を知らせる花火が上がりました。

ちーん。

 

15分くらいしてようやく自分の番。

スマホなどの手荷物全てを用意されたトレイに入れ、チケットだけ持って入場。

しかしゲートを通った瞬間ピピッとなり、ボディチェック。

どうやらユニフォーム下に仕込ませていたパスポートバッグが引っかかったらしく、外して再検査。

中身を見せて説明すると案外嫌な顔もされずに再入場させて貰いました。

 

俺夫、ジレットに立つ

いやー長かった。

電車に乗ってから約3時間、ようやくジレットスタジアムに入れました。

 

入る前からそうだったのですが、歓声と熱気がすごい。

一先ず記念に写真を撮ってトイレに直行。

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あっちのトイレ、意外と清潔で台数も多いため比較的ストレスなく用を足せます。

しかも皆んなしっかり手を洗う。これは日本人も見習うべきだわ。

日本人なんて手に水チョビッと付けて終わりだもん。あれ汚いと思います(直球)。

 

腹が減っては(観)戦は出来ぬ

これ二つで20ドルくらいだったと思います。

メシはやっぱり観戦しながらでしょ!ということで席へ持って行きモグモグゴクゴク…あれ?

前の席のザ・アメリカンな兄やんめっちゃこっち見てるやんけ…。

 

「あいつ試合中なのにメシ食ってやがるぜ。応援する気あんのかよ。」

めっちゃ聞こえてますー。あなたの英語めちゃくちゃ聞き取りやすいですー。

その一声で周りの人たち俺をハブることを決心します。

 

タッチダウンが決まって皆はハイタッチ、俺にはノータッチ。

皆んな「うぉーー!いえーーーい!!」

俺「モグモグゴクゴク。」

皆んな「うぉーー!いえーーーい!!」

俺「モグモグゴクゴク。」

 

ポテトの量がマックのグランドサイズ並みにあるので全然なくならない…。

でもお残しは許しませんって忍たま乱太郎のばっちゃんが言ってたし…。

 

試合中はひたすら騒いでクラウドノイズ

あんなに美味しくなかったポテト人生初めてです。

しかし食べ終えた瞬間周りの奴ら態度を急変させます。

 

ハイタッチは勿論、めちゃくちゃネイティブな英語で試合の状況解説し始めたり。

さすがにハグはなかったけど、だんだん周りとも打ち解けて楽しくなってきました。

大型モニターで全身真っ青のブルーマンがコミカルに観客を煽ったり、試合のボルテージはどんどん上がっていきます。

 

猿も木から落ちる

ペイトリオッツといえばホームで圧倒的な勝率を誇る事で有名ですが、猿も木から落ちるようにペイトリオッツもホームで敗れます。

エースQBキャム・ニュートン率いるキャロライナ・パンサーズを相手にまさかの敗戦。いや結構強いけどさ。

お客さんそそくさにご帰宅されます。

俺も俺もと入場前にバッグを置いてきたスーパーへ急いで戻ります。

 

無事発見。しかし待ち合わせしていたSさんが全然来ない。

電車発車まで残り10分という所でSさん登場。

なにやら話を聞くと、チケットを印刷していなかったらしく、待ち合わせしたスーパーで頼んで印刷してもらったとのこと。

やっぱすげーわこの人。

 

そんな話をしながら電車の発着場へ向かうも、そもそも電車を降りて車で来た訳で、発着場がどこか分からない。というか電車本当に来てるの?

 

悲劇は繰り返す

途中暇そうにしていた警備員から発着場所を聞き出しそちらへ向かう。

 

Sさん「ショップとか寄らなくて大丈夫です?」

俺夫「次来た時いきます」

いやいやそんな時間ないでしょーよ!(笑)

Sさん余裕の感じで歩きます。やばくね?

 

予感は的中します。

乗り場まで100mを切ったころです。

電車の汽笛らしき音が聞こえてきました。

俺夫「ちょっと急ぎましょうか」

この時“ちょっと”ではなく。“とても”急いでいれば電車を逃すことはなかったかもしれません。

 

電車を目の前にした時にはすでに発車。

走って向かうと、車掌さんが反身を乗り出し「こっちだ。早く乗れ!」なんて言いながら映画さながらのアクションで手招きします。

俺夫「うおおおおおおおお!!!」

全力で走り追いつくもSさんの気配がない。

Sさん「俺のことは置いて行ってください!」

後ろを振り返ると走るのをあきらめたSさんがこれまた映画さながらのセリフをかまします。

 

こんなセリフ言われたら次どうするか決まってるよね。

 

はじめてのひっちはいく

結局映画の主人公さながらSさんを一人にできなかった俺夫は、電車を諦め乗せてくれる車を探す旅に出ました。

ま、Sさんが交渉してくれるっしょ!なんて思ってたら、

「交渉するの結構疲れるんですよね」と言われ絶体絶命。

 

しばらく歩き、道端にあったダンキンドーナツで一休みすることに。

来た時のお礼としてドリンクを注文しようとするも、気を遣ってくれるSさん。

結局何も頼むことなく Sさんをトイレに行かせてしまいます。

残された俺夫は自分の無力さを呪い、ある行動に移ります。

 

「Can you take us to Boston?(ボストンに連れてってくれませんか?)」

同じくダンキンで休んでいた優しそうな兄ちゃんに事情を話し、ボストンまで車で送ってくれないかと頼んでみました。

兄ちゃん「Sure.(もちろんさ)」

あれ?こんなにあっさり解決していいの?(part2)

 

どうやら彼女と来ていて、駐車場から車で向かっているとのこと。

4人しか座れない狭い車だけど、と前置きされ快諾してくれました。

この国いい人多すぎない?

 

 

帰るまでがNFL観戦

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帰るまでが修学旅行、なんて学校の先生がよく口にしますが、NFL観戦ももしかしたらそうかもしれない。

地元民しか通らないような道をVOLVOのオープンカーで飛ばしていきます。

なんだかローンなしで買ったんだとか。こいつめっちゃ金持ちやんけ…。

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話を聞くと、レッドソックス地区優勝試合を俺夫の近くの席(もちろん俺夫よりいい席)で観ていたらしく、その話で少し盛り上がります。

記憶が定かではありませんが、ペンシルバニアだかどこか遠くの州からはるばるやってきたらしく、スポーツ観戦を兼ねてボストンを観光中なんだとか。

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気づいたらボストンの街並みが見えてきました。オープンカーの後部席って風がすごいからすっげーブレてる。いい加減寒いよ…。

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ボストンの海沿いにある高級そうなホテルの前に止まり、お別れ。

兄ちゃん「Facebookとかやってる?」

Sさん・俺夫「やってないです」

一同「・・・。」

 

Sさんすかさず現金を渡そうとするも、兄ちゃん必死に拒みます。

「むしろこっちこそありがとう」なんて言われ何も言えなくなります。

どんだけいい奴やねん!

 

感動した俺夫は車中デートを邪魔され不満そうにしていた彼女さんに、こんな時のために持ってきていたハイチュウを手渡します。

彼女さん「Wow! Thank you!!」

想像以上の喜び方で受け取ってくれました。

俺夫の機転が利いたのかお互い晴れやかな気持ちでお別れです。

 

その後SさんとはLINEを交換し、「旅が終わったら連絡してほしい。札幌に行ったとき飲みにでも行きましょう!」と言われ、約束通りLINEしましたが、一年半経った今でも未だ音沙汰なしです!

社交辞令ってこわいよね。

 

終わり

 

 

 

北海道札幌市出身 スポーツ(主にMLB、NFL)が大好き。 趣味はスポーツ観戦、カード収集、映画ドラマや音楽鑑賞、たまに旅行。 いたって普通の世間知らずの20代。

1 Comment

  1. […] しかし入場ゲートまでチケットなしで行って何とかした猛者もいます。※こちらで後述 […]

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